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Red Orchestra 3.0 簡易解説

概要

第二次世界大戦の東部戦線を描いたリアル系Modである。今流行のカジュアルなリアル系とは異なり、かなりリアリティにこだわって作られているのが特徴。現在出回っている数あるUT2004のModの中でもダントツと言っていいほどの完成度を誇る。

基本ルール

ソ連とドイツの両軍に分かれ、陣地を奪い合う。中立を奪い合うタイプと、相手の陣地を奪ってゆくタイプの2つがあり、前者は相手に陣地を取られても取り返す事ができるが、後者だと一度取られると取り返す事ができない。

陣地を占領するためにはプレイヤーが居留まる必要があり、人数が多ければ多いほど早く占領できるというシステムになっている。

キー

Red Orchestraで使用される特殊なキーの役割は以下の通り。

Sprint 全力疾走。やりすぎると息切れする。
Reload 弾の再装填。
Iron Sights 武器を構えてねらいを定める。弾が当てやすくなるが、移動速度が落ちる。
Change Role クラス及び装備を変更する。Mapによって決められた人数以上のクラスにつく事はできない。
Prone 伏せる。
Bayonet attach / MG Deploy 銃剣を取り付けたりマシンガンを設置したりする。
Change MG Barrel 機関銃の銃身を交換する。
Show Objectives 全体Mapと目標の状態、自分の現在地を表示する。
Change Scope Detail 狙撃銃のスコープの描画方法を変更する。
Change Side 陣営(チーム)を変更する。
Switch Fire Mode 武器の発射モードを変更する(連射←→単発等)。
Change Weapons 装備している武器を変更する。武器が変わるのは一度死んでから。
MG Ammo Resupply マシンガンナー(MG-Schutze/Pulemetchik)にマシンガンの弾薬を供給する。いわゆるアパムプレイ。
Save Artillery Coordinates 砲撃の座標を保存する。双眼鏡を覗いてFireと同じ。

クラス

クラスは常に一定というわけではなく、Mapによって使用できるクラスや定員が決まっている。上がドイツ軍、したがソ連軍でのクラスの名称。

Schutze
Strelok
一般的な歩兵。セミオートのボルトアクションライフルを標準で装備している。基本的に定員はない。
Stosstruppe
Avtomatchik
サブマシンガン持ちの歩兵。
Scharfschutze
Sniper
狙撃兵。スコープ付きのライフルを持てる。
Gruppenfuhrer
Komandir otdeleniya
分隊長。他のクラスよりもボイスコマンドが増える。また、砲撃を要請する事もできる。
MG-Schutze
Pulemetchik
マシンガンを使用できる歩兵。このマシンガンは縁や地面に固定することで安定して撃つ事ができる。
Stosstruppspioniere
Saper
戦うエンジニア。Satchelを仕掛ける事ができる。目標にBlowとかDestroyとかある場合はこれを使って吹き飛ばさなければならない。
Panzerbezatsung
Ekipazh tanka
タンククルー。マシンガンと主砲を操る事ができる。
Panzerfuhrer
Komandir tanka
タンクコマンダー。主にタンクの移動を担当する。

その他

砲撃要請について

Gruppenfuhrer/Komandir otdeleniyaのみ行う事ができる。砲撃までの大まかな流れは以下の通り。

  1. 双眼鏡で座標を保存する。座標の保存は、双眼鏡に持ち替え、Iron Sightキーで双眼鏡を覗いた後に砲撃してほしい場所に中心を合わせてFireを押す。
  2. 無線で砲撃部隊に連絡を取る。自チームのSpawnポイントあたりに無線機が置いてあるので、近くによってUseキーを押すと、一連のやりとりの後に砲撃が開始される。無線機はどのクラスでも使用する事ができるので、通信役を決めていると円滑に砲撃をする事ができる。

戦車について

戦車はすべてのクラスで乗車可能ではなく、専用のクラスしか乗る事ができないため、注意する事。戦車に乗るには近くによってUseキーを押すだけでよい。Mapの飾りとしておいてある戦車には乗り込めないので注意。ハーフトラックはクラスに関係なく操作する事ができる。

マップについて

Show Objectivesキーで全体マップを表示する事ができる。マップに表示されるのは各陣地の状況や無線機の位置、自分の現在地のみで、他のプレイヤーは表示されない。

マシンガンについて

マシンガンは連射性と集弾率が高く、制圧に有効な武器だが、設置しなければまともな命中率は期待できないだろう。基本的に目の前の面の角度が一定以上浅ければ姿勢に関わらずどこでも設置する事ができ、設置可能な場合は右下の時計の上にアイコンが表示される。伏せている状態や、目の前が土嚢や窓の枠であれば設置できると考えていいだろう。